2025/02/05
【レシピ紹介】火を使わない!簡単玄米おにぎり『イタリアンなバジルトマトの玄米おにぎり』

玄米おにぎりシリーズ
今回は「イタリアンなバジルトマトの玄米おにぎり」です。
ご紹介する玄米おにぎりは、火を使わずに具材を混ぜるだけの、簡単に、時短でできて、より手軽に栄養素が摂れるメニューです。
忙しい方や、玄米を食べる習慣を作りたい方、玄米のアレンジのレパートリーを増やしたい方におすすめです。
玄米が少し苦手だなという方にも、具材を混ぜる玄米おにぎりにすることで、とっても食べやすくなります。
玄米おにぎりにすることで、お出かけに持って出たり、お家でお子さんにも食べたりして頂けます。
○栄養価
今回ご紹介する「イタリアンなバジルトマトの玄米おにぎり」は、おにぎりでは珍しい、イタリアンな玄米おにぎりです。 お米とバジル、トマトって合うのかな?と思うかもしれませんが、すっきりとしたおにぎりで、味付けもシンプルなので、素材の味が楽しめて、とてもヘルシーです。
トマトにはビタミンが多く、皮膚や粘膜の健康を保つビタミンA、免疫力や抵抗力を高めたりするビタミンC、抗酸化作用の強いビタミンEのビタミンエース(ACE)を揃えています。 他にも食物繊維やカリウム、カルシウムなども含まれており、万能なお野菜です。 また、トマトといえばリコピンというイメージもありますよね。 トマトの赤い色はリコピンの色素によるもので、リコピンは強い抗酸化作用を持っているので、生活習慣病の予防にも役立つと言われています。
バジルはイタリア料理では欠かせないハーブの1つです。 今回使うスイートバジルは、香りがとても良く、1口かじるだけで、イタリアンだな!と感じられるほど、日本で見るイタリア料理には多く使われています。 スイートバジルは香りが良いだけでなく、ほうれん草に近い栄養素を持っています。 鉄分が多く含まれており、抗酸化作用を持つビタミンE、血液や骨の健康に関わるビタミンKも含まれています。 他にもβカロテンも多く、βカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の健康を保つ働きをして、免疫力などもあげてくれます。 スイートバジルは一度にたくさん食べるものではありませんが、香り付けだけでなく、健康にも役立つ食材です。
〇栄養成分表(おにぎり2個分)
エネルギー | 382kcal |
たんぱく質 | 8.2g |
脂質 | 11.4g |
炭水化物 | 58.1g |
食物繊維 | 3.4g |
塩分相当量 | 0.7g |
カルシウム | 31mg |
ビタミンA | 35μg |
ビタミンB1 | 0.44mg |
ビタミンB2 | 0.09mg |
ビタミンB6 | 0.41mg |
ビタミンC | 14mg |
○材料(おにぎり約4個分)

・玄米 1合
・ベーコン(そのまま食べられるもの) 45g
・ミニトマト 4個(約40g)
・コーン 40g
・スイートバジル 4g
・粉チーズ 5g
・塩 適量
・ブラックペッパー 適量
① ベーコンは食べやすいサイズ(0.5mm角程度)に切る
ミニトマトは1/4に切る
バジルはハサミで細かく切る

※ミニトマトは生のまま使用でき、そのままでも美味しくなりますが、柔らかいトマトが好きだったり、生に抵抗があったり、時間の余裕がある方はオーブントースターで予め5分ほどオーブントースターなどであたためても美味しく仕上がります。

②大きめのボウルに、温かい玄米ごはんを入れ、ベーコン、コーン、バジル、粉チーズを入れて混ぜる

③ 味が整ったら、ミニトマトを入れて、トマトをあまり潰しすぎないようにふんわりと混ぜる

まんべんなく具材が行き渡るまでしっかり混ぜたら、塩、ブラックペッパーで味を整える 薄ければひとつまみずつ塩を入れて、混ぜながら味をみて調整する。

④等分して、ラップなどで握って、形を整えたら完成できあがり!

いかがでしたでしょうか?
玄米のアレンジレシピレパートリーを増やしたい場合にもってこいの「イタリアンなバジルトマトの玄米おにぎり」ぜひお試しください。
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管理栄養士
上垣 綾 UEGAKI RYO管理栄養士、栄養教諭、フードコーディネーター等の資格を取得し、今まで、保育園・企業・福祉施設など乳幼児から高齢者まで幅広い方々の献立作成や、メニュー開発、栄養指導など行なってきました。
健康や生活に役立つ玄米についてのコラムや、玄米を美味しく楽しく食事に取り入れて頂けるようなレシピの紹介など、お伝えしていきたいと思います!